
「第17期通常総会」
平成28年5月24日(火)、「千秋亭」において正会員16名、委任状出席12名、計28名、賛助会員3名の出席で、第17期(平成28年度)通常総会が開催されました。
- 第1号議案 平成27年度活動報告の件
- 第2号議案 平成27年度貸借対照表 活動計算書承認の件
- 第3号議案 平成28年度活動計画決定の件
- 第4号議案 平成28年度活動予算決定の件
議案審議の結果、第1号議案から第4号議案について、異議なく承認されました。
平成28年度の主な活動として、昨年度に引き続き「空き地・空き家活用、相続問題に関する無料相談会」の開催、加えて「まちづくり、文化・芸術に関する講演会」も開催することになりました。
「平成28年度第2回定例会情報」
通常総会終了後、今年度第2回目の定例会を開催しました。「めざせ観光立国 JAPAN」と題し、長谷部理事長から講演していただきました。
講演概要は次のとおりです。
- 2015年の訪日外国人旅行客は、1,973万人(対前年比47.1%)で、円安や数次ビザ等により年々増加しており、近い将来3,000万人は見込める。
- 現在、外国人旅行客は、ゴールデンルートと呼ばれる東京・大阪間を結ぶ観光ルート上に集まっているが、リピーターはあまり知られていない古い日本の街並みや歴史ある文化遺産目当てに来日しており、観光ニーズの深化がみられる。
- 日本の強みは、四季があること、日本食はヘルシーであり、文化遺産に指定されたこと、治安が良いことなどである。
- 今後は、国別マーケティングをしたうえで、日本の良さである「きれい・あんしん・あんぜん」を謳い、ジャパンガイドコムやSNSを利用し、PRすると効果的である。
- 狙いはアジアであり、人口の多いインドネシアや、親日のベトナム、台湾をターゲットとすべきである。特にLCCと直行便のある台湾が期待できる。
- 秋田県のインバウンドについては、秋田県単独ではなく北東北3県でプロジェクトチームを立ち上げ、PRすべきである。北東北には、温泉、雪、日本食(郷土料理)、文化遺産(平泉)もある。どのような情報発信をしたら効果的なのか、観光客目線で考えることが重要である。