
「平成30年8月定例会情報」
平成30年8月24日(金)、パーティーギャラリー イヤタカで開催されたTKC東北会秋田県支部主催の講演会に、平成30年度第2回定例会として会員12名が特別参加しました。
講師は宮城県仙台市在住の(株)ワールドトラベル 取締役部長 スーザ・ミョータン氏です。
同氏はミャンマー生まれ、ヤンゴン大学入学 特待生に選ばれ1年時に全科目特別合格した才媛で、1983年日本語と日本文化を学ぶため日本へ留学。
1991年同社に勤務、営業、企画、販売を担当。また添乗員として300回以上の経験があり、企業視察、政治家の海外研修、ミャンマー並びにガダルカナル島への慰霊巡拝のほかヨーロッパの観光案内等、英語、日本語を駆使し添乗員として高い地位を確立している方です。
講演は、同氏の生い立ち、ガイドとしての経験談、少数民族地域への小学校の寄贈に至るまでの歩み(これまで寄贈・仲介した学校は15校)などのほか、ミャンマーに投資している各国の状況、日本企業のミャンマー進出状況(現在273社が進出)についてで、日本企業進出の優位性は、戦争時からの関わりによる日本との深い関係があり親日国であること、ただ課題として言葉の問題があるというお話しでした。
日本に住み、世界中を飛び回り、故国に小学校を寄贈するなど篤志家でもあり、まさにスーパーウーマンとしての感動の講演でした。