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「平成27年9月定例会情報」

平成27年9月24日(木)、長谷部光重税理士事務所 会議室において会員15名が参加し、平成27年度第3回定例会が開催されました。
今回は、株式会社イヤタカがデイサービス事業に参入したことから、北嶋副理事長に参入の経緯や施設のコンセプトについて、ご講話いただきました。


テーマ
『リハビリ専用の半日型デイサービス施設「リハプライド・卸町」について』

(講演概要)
・人口減少の中で、多くの分野の業種で売上げが減少しているが、介護分野は伸びていることに着目した。介護施設では、重度の介護を必要としている人の施設が多いが、介護の中でも人が希望を持てそうな施設が理想であったので、リハビリのケア施設を全国展開し運営している「リハプライド」のフランチャイズに加入した。

・施設の特長は、ドイツ製のリハビリマシンを使用してのリハビリに特化していること。マシンは6台導入、人の基本的な動作に使う筋肉を動かし、強化していくものであり、自分も一ヶ月間使用してみたが効果を実感した。

・異分野への進出で苦労したことは、介護分野は規則でがんじがらめになっていること。看護師1名、生活指導員の資格を持った者が1名必要で、また送迎料金も細かく設定されている。

・営業活動は、他の介護施設のケアマネージャーに対して行うことになる。ケアマネージャーしだいで介護保険が使えるかどうかが決まるためで、ケアプランの作成によることが大きい。

・収益性の高い事業ではないが、認知症や寝たきりの予防に役に立つので、無理のないリハビリ型デイサービスとして、要介護の方にこそ通って欲しいと考えている。とてもやりがいのある仕事だと感じている。