
「7月定例会情報」
・ 平成26年7月29日(火)午後1時、サービス付き高齢者向け住宅「シェアハウス里庵」を視察。参加会員8名同施設は、木の温もりが感じられ、また一部屋一部屋が広い。部屋が広い理由は、最後の看取りを家族にしてもらうためとのこと。
・ 平成26年7月29日(火)午後6時、長谷部光重税理士事務所において、有限会社to beの代表で「シェアハウス里庵」を経営されている花澤富見子氏をゲストスピーカーとしてお迎えし、今年度第4回目の定例会が開催されました。参加会員11名。
(講演概要)
およそ16年前、介護福祉士(ケアワーカー)の国家資格を取得後、秋田市内の老健施設に就職したものの、大規模施設であったため入居者に対し手の届かないところも多く、自分が描いていた理想の介護を求めて退職。 介護保険導入をきっかけとし、同じ志を持つ仲間の要請もあり会社の立ち上げを決意。
県の担当者が立ち上げに協力してくれ、国・県の補助金を得ながら古民家をリフォームし、ショートステイを開設。 営業している中、泊まりのニーズが多かったところから、小規模多機能型施設「まめでらハウス」を立ち上げ、24時間・365日面倒を見ることと、入居者の実情に合わせた対応に心がけ、他の施設との差別化を図っている。その後1階をデイサービス「ア・ラ・ヤでデイ」、2階をサービス付き高齢者向け住宅「シェアハウス里庵」(国の基準をクリアしている)を建設し現在に至っている。
介護事業は、入居者何人に対しスタッフが何名在籍しているか、スタッフ中何人国家資格を持っているかでその施設の質がわかる。
当社としては、人によって各種プランを考え、できるだけ自分で選べる暮らし、手厚い介護サービスを提供できるようにしている。今後も「ア・ラ・ヤでデイ」・「シェアハウス里庵」のような複合施設の展開をしていきたい。個室を確保できる広さが必要であり閉鎖した旅館等が活用できると思う。
講演終了後の意見交換
・ 出席会員から、知的障害者向けのシェアハウスにも進出したらどうかとの意見がありました。
なお、花澤富見子氏が7月29日付けで当法人の正会員として入会されました。